「くらしの家」の素材

漆喰壁

外壁・内壁・天井も「くらしの家」は漆喰(無添加オリジナルしっくい)を使います。漆喰は、耐火性・耐久性が高く、外壁はあくまでも強く、内壁と天井は吸湿・放湿性に優れた特性で、雨の日でも室内をさらっと爽やかに保ちます。表面にヒビが入っても簡単に補修できます。サイディングやクロスではできない質感を表現したり、色土を混ぜて彩色をすることだってできるんです。また、従来の伝統的なしっくいは最低3回は繰り返して塗る必要がありました。しかし、無添加オリジナルのしっくいは1回で厚塗りできるので、工期が短縮できます。

 

無垢フローリング

無垢材に触れてみるとまず、その優しさが伝わってきます。また、使い込むほどに本物の木だけが見せる味わいも増します。調湿性能を持っているので、室内が乾燥すれば水分を吐き出し、湿気が多い時には水分を吸い込みます。ほかの素材に比べて結露しにくいのです。これらは、健康に暮らすために選んだ素材が生きている証です。だから、季節によって隙間ができたり、反ったり、軋むことだってあります。自然な環境で育った無垢の木だから、表情も様々。1本として同じものはありません。大量生産ではなく、じっくり年月をかけて育ってきた天然材だからこそ、ぬくもりと安らぎを人に与えることができるのです。

 

 

断熱材として使用される炭化コルクは、ポルトガルで生産されています。ワインのコルクを作成した残りを炭にしたものです。炭化する時に材木の樹脂が出てきて大きな固まりとなり、それをスライスしたものが炭化コルクなのです。炭化させることで濡れても腐らず、断熱・調湿・吸音・防震・防ダニ・防カビ・防水・防火性が高いなど、とても優れた特性を持っています。木を伐採せず、太陽と雨が育ててくれるコルク。「無添加住宅」では、炭化コルクをポルトガルから直輸入し断熱材として使用しています。

何億年もの時を経て形成された素材、天然石。時を経ても流行に左右されない自然な美しさと耐久性があります。

屋根に使えば、天然石だから一切メンテナンスが不要。水や火に強いという石の性質上、キッチンや洗面の天板にも最適です。生産するのに二酸化炭素を排出せず、再利用ができ、残材は土の中へ戻せるエコロジーな材料です。

「無添加住宅」では、化学接着剤の代わりに、米糊、にかわ、ぎんなん草など昔ながらの自然の素材でつくる接着剤を、適所適所に使い分けています。化学接着剤はせいぜい30年ぐらいしかもちません。いっぽう米糊で組み立てられた仏像などは300年以上壊れていません。昔ながらの接着剤で十分な接着効果と健康的な効果が期待できるのです。

化学接着剤ができるまで、日本の建築現場では米糊を使っていました。昔の大工さんは朝一番、ご飯を木板の上で竹ベラでこねるのが仕事だったのです。無添加住宅では、ドアやキャビネットの集成材の貼り合わせに、塩を混ぜた独自の米糊を使っています。接着力は木工用ボンドと同じ強度です。

 

にかわは、動物の骨や皮を煮て精製してできるゼラチンです。にかわ=ゼラチン=コラーゲンです。現在は食品や化粧品などに広く利用されていますが、昔は接着剤としても使われていました。高温では液体、低温になると5秒で固まります。瞬間接着剤としてフローリングの接着などに重宝しています

ぎんなん草は、岩場に生える茶色の海藻でみそ汁の具材として人気があります。それを煮詰めた液が、ふのりです。接着力が弱く水に溶けやすいのが特徴で、水に濡れるとたちまち溶けて容易に剥がせるので、障子などの接着剤に使います。